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- 2022.06.18 Saturday
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梅雨の晴れ間が続いていた昨夜、満月でした。
多くの方にご来館いただき、
「今年いちばん小さい満月をみよう」の観測会をお楽しみいただけたようです。
ありがとうございました。
小さな・・・?
小さくみえたかな?
月は地球の周りを公転していますが
その通り道はきれいな円ではなく楕円をしています。
その形から、地球から遠い時もあれば
近い時もあるのですが、昨夜はその遠いところで
ちょうど満月になりました。
遠地点の満月と呼びますが最近では
「ミニマムムーン」「ミニムーン」など小ささをあらわす言葉がついて
親しまれています。
その逆は近地点の満月で
「スーパームーン」などと呼ばれたりしますね。
しかしこの言葉は占星術の用語とのことで、
近いところで満月になっても必ずしもスーパームーンとは呼ばないそう。
定義もいろいろあるようです。
今年の近地点の満月は12月4日です。この時もぜひ月を観察してみてくださいね。
さて、昨日のお月さま。
他にも「ストロベリームーン」だなんていわれていましたね。
この言葉は
北米のいちごの収穫の時期が6月のためそのようにいわれているのだとか。
月がいちごのように赤くなる、からではないのですが
月の高さは実はこの時期、低いのです。逆に冬は頭の高い位置に月がきますよね。
昇り始めの低いところでみる月はやや赤みがかっていることも。
そう、夕日と同じ原理なんです。
月の高度がもともとあがらないこの時期は、
水蒸気やチリなどの影響も受けやすいのですがそれでも
月が昇り高い位置にいる月が赤く見える、なんていうのはなくて
あるとしたらそれは月食の時の赤銅色・・・
ちょっと夢の無い話になってしまいましたが
こうして、話題になり多くの方が空を見上げ
そして宙の楽しさに気づいたり、仲間と共有したり
宇宙に想いを馳せたり、素敵なことだなぁと思います。
これからも話題は尽きないはず。ぜひアンテナ張り巡らせて
楽しんでくださいね。
☆*゜sm