スポンサーサイト
- 2022.06.18 Saturday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- -
- -
- -
宵の空に目立つ明るい星。
あまりに明るくて瞬きも少ないため、あれはなんだろう?と思っている方も多いのではないでしょうか。
昨年暮れより、存在感はあったと思いますが
この2月は特別目立っているような気がしませんか?それもそのはず。
先日、最大光度とよばれる明るさになった「金星」なのです。
今の金星の明るさは-4.6等級です。この明るさは、一等星の170倍にあたります。
それは目立つはずですよね。
この後金星は、宵にいる時間が短くなってきて
3月の半ばには早々に沈んでしまい見えなくなります。
そして4月の半ばには明け方の空でこの金星は姿を見せ始めます。
宵の明星から、明けの明星へ。
そういえば、宵の明星は「黄昏星」、明けの明星は「かわたれ星」と聞いたことはありませんか?
黄昏時は宵の闇が迫り人の顔が判るかわからないか、そんな時間帯で
「誰そがれ」あなたは誰-と聞いたその言葉が変わっていき「たそがれ」となったという説があります。
かわたれ時は明け方の同じく顔が判るかわからない暗さの時間帯で
「彼は誰」カレハダレ-その言葉から「かわたれ」時と。
その頃に見える金星をそれぞれ黄昏星、かわたれ星と呼んでいたのだそうです。
そのような話をしていたところ、「君の名は。」の中でもこの言葉は出ているのだそうです。
わたしは見ていないのですが、もしご覧になられていた方がいましたら
この場面で使われていたよ、とこっそり教えてくださいね(笑)
この金星を望遠鏡で覗くと、いまはこんな三日月のようにみえています。
金星と地球と太陽の位置関係によって月のように、見える形が変わっていきます。
金星の観察ができた時はぜひ、金星の形にも注目してみてくださいね。
☆*゜sm